【ドイツ フランケン 白】2016シルヴァーナー シュタインテラッセン ザントシュタイン1/シュテファン・フェッター(品種:シルヴァーナー)焼き菓子やバニラ、白い花のアロマを感じます。しっかりとした粘性、心地の良い酸が拡がりエキスとミネラルのバランス感が素晴らしい

【ドイツ フランケン 白】2016シルヴァーナー シュタインテラッセン ザントシュタイン1/シュテファン・フェッター(品種:シルヴァーナー)焼き菓子やバニラ、白い花のアロマを感じます。しっかりとした粘性、心地の良い酸が拡がりエキスとミネラルのバランス感が素晴らしい

newitem202004_012010年、現在の拠点ガームバッハから南東へ60km離れたCasteller Kirchberg(カステラー・キルヒベルク/シュタイガーバルト地区)に初めて畑を借りたのがヴァイングートとしての第一歩です。

当時はオーストリアのワイナリーで働きながら週末にドイツに帰って畑を見るという生活をしていました。

2012年、オーストリアの仕事(研修)を終え同じフランケンで父の田舎でもあるシュタイガーバルト地区のIphofen(イプホーフェン)に引っ越し、ここと現 在の拠点のガームバッハにさらに2つの区画をかります。

その後3年の間に、ガームバッハの周りに素晴らしい区画Gambacher Kalbenstein(ガームバッヒャー・カルベンシュタイン)を手に出来る縁があり、それを期にイプホーフェンの畑は手放し2015年春にガームバッハへ完全に拠点を移します。

カステ ラー・キルヒベルクの畑はその間も今も保持したままで。

ガームバッヒャー・カルベンシュタインはとても珍しくユニークな区画で、急斜面なテラス状の畑で70年代、80年代に植樹されてからそのままの姿を維持していて、まるで数世紀まえの風景を見るように手つかずの印象です。

面積はわずか7.6haのとても小さないわばアペラシオンで土壌の構成も非常に興味深く、この区画の中で石灰土壌と赤砂岩土壌が侵食しあい、境界はもはやあいまいです。

 この2種類の土壌の境界は明確ではなく、気が遠くなるほどの年月の間、侵食を繰り返してきたため、お互いに入り乱れ混ざりあっております。

隣り 合ったパーセルどうしでも味わいが全く異なるのはこの2種類の土壌の構成がガームバッヒャー・カルベンシュタインの中で様々な形で複雑に絡みあって いるからです。

このパーセルの違いをより理解し感じとるために、彼はパーセルごとに分けて樽熟成させます。

まるでジュラのジュリアン・ラベのようです が、シュテファンも同じように細かいパーセル毎にキュヴェを分けて作っており、その一因が土壌のテイストの違いを表現する為です。

 畑はもちろん無農薬。

ビオロジックを基本にビオディナミの手法も率先して取り入れています。

ただ、この急斜面のテラスで実践するのは非常に困難 と向き合わねばならず、多くの時間を畑仕事に割いております。

加えて、この急斜面の畑の中の2haは馬で耕しています。



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