ポマール・プルミエ・クリュ レ・ジャロリエール[2017]ラ・プス・ドール ブルゴーニュ 赤 木樽熟成 ギフト 750ML 母の日
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1964年、投資家たちにより再構築され、 その時に醸造長となったのがジェラール・ポテルであった。
やがて、ポテルが株式の半分を取得し、 もう半分をオーストラリアの投資家たちが所有していたが、 1997年にポテルが急死。
ドメーヌは売りに出され、これを購入したのが 現オーナーのパトリック・ランダンジェである。
1997年からが新時代の始まり 最先端を纏うヴォルネイの歴史的古参。
現オーナーのパトリック・ランダンジェは医療機械、とくに整形外科の ビジネスで成功した人物だがヴォーヌ・ロマネに別荘をもっており、 いつかは畑を買い、この別荘をドメーヌにしたいと夢想していました。
そんな折、プス・ドール売却の話を耳にしたといいます。
手に入れるや否や、200万〜300万ユーロの資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、 他の設備も一新。
1999年に完成した醸造施設は6層構造になっており、 収穫から醸造、樽熟成、瓶詰めまで、ポンプを一切使わず 重力でブドウ果汁やワインが流れる仕組みになっています。
ランダンジェが投資したのは設備だけに止まらず、 ブドウ畑の拡張も行っています。
1998年にコルトン・クロ・デュ・ロワ(1.45ha)とコルトン・ブレッサンド(0.48ha)を 手に入れ、2004年にピュリニー・モンラッシェ1級カイユレ(0.73ha)。
そして2008年にはシャンボール・ミュジニーの ドメーヌ・モワンヌ・ユドロを買い取り、村名シャンボール・ミュジニー(1.41ha)、 1級のグロゼイユ(0.52ha)、フースロット(0.42ha)、シャルム(0.19ha)、 レ・ザムルーズ(0.20ha)、そして特級ボンヌ・マール(0.17ha)をラインナップに収めました。
その代わり、2009年にサントネイ1級のグラヴィエールは売却。
ブドウ栽培はすべてビオロジック農法がとられていたが、 2014年に栽培責任者としてユベール・ロシニョール氏を迎え、 ビオディナミへの転換がスタート。
近いうちに認証がとれる予定。
赤ワインの醸造では木桶とステンレスタンクを併用し、 7日間の低温マセレーションの後、日に2回のピジャージュをしながら長いキュヴェゾンを施します。
樽熟成は1級で1/3、特級で40%前後。
トータルで15ヶ月間。
白ワインは圧搾後、24時間のデブルバージュを経て、樽発酵、樽熟成。
ただしただの小樽ではなく350リットルの中樽を用います。
新樽比率は50%。
ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールのワインはピュアで洗練されています。
果実味、酸、そしてタンニン、それぞれの要素が高次元で バランスよくまとまり、 若いうちから十分に楽しめ、熟成にも耐え得るタイプです。
2018年、パトリック・ランダンジェの息子 ブノワ・ランダンジェが当主に就任。
エンジニアのバックグラウンドを持ちながら、ワインにも関わり、 2014から2017ヴィンテージまで父と共に醸造に携わりました。
2018年から遂に彼ひとりで醸造したヴィンテージとなりますが、ドメーヌが所有するその卓越した テロワールをもつ区画から最高のワインを造るべく、ブノワは“正確さ”を常に追求します。
ビオディナミへの転換の他、醸造ではアンフォラを採用するなど、 ドメーヌはさらなる発展を続けています。
新当主を迎え、今後の進化に目が離せません。
この畑はヴォルネイの村と有名なクリマ“レ・リュジアン”の境に位置します。
面積は1.44ヘクタールで、年間生産量は約7,000本。
ジャロリエールのワインは力強く味わい深く、タンニンもリッチ。
非常に華やかで、伸びがあり、余韻はいつまでも終わりません。
良いヴィンテージは数年待つと最高潮を味わえます。
ブドウ品種 ピノノワール:100% 国:フランス 生産地域:ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/ポマール プルミエ・クリュ レ・ジャロリエール
- 商品価格:10,998円
- レビュー件数:0件
- レビュー平均:0(5点満点)
- ショップ :ワイン館NISHIURA楽天市場店